「採用動画を求人広告に取り入れるメリットは?」
「本当に採用動画って、求職者にニーズがある?」
動画媒体で情報を得るのが主流となっている若者にとって、採用動画は有効な企業情報の収集手段です。
そのため企業としても、採用動画を求人広告へ取り入れてより多くの求人広告への応募が得られます。
この記事では採用動画の需要についてのアンケート結果、需要が高い理由や採用動画を求人広告に取り入れた事例を3つ紹介します。
最後まで読めば採用動画の有用性がわかり、求人広告の掲出効率が圧倒的に上がります。
1.採用動画の需要についてのアンケート結果
リブリッジが実施した採用動画の需要についてのアンケート結果を見ると、求職者の7割が採用動画を視聴していることがわかりました。
また8割以上の若者が採用動画をYouTubeで視聴しており、その後志望度が高まったと回答しています。
近年の採用において採用動画は求職者からも好意的に受け止められており、企業を選ぶ際に活用されています。
2.採用動画で求人広告の需要が高い7つの理由
なぜ採用動画の需要が高いか、その理由は7つあります。
- 動画にすることで内容を理解してもらえる
- 効率よく情報を得たい若者に見てもらいやすい
- 入社後のミスマッチを減らせる
- 採用広告制作の効率が上がる
- シナリオ次第でアクションを誘発できる
- SEO効果が期待できる
- SNSで拡散されやすい
採用動画が活用される理由を知れば、自社も採用動画を使って採用活動したくなるでしょう。
(1)動画にすることで内容を理解してもらえる
採用広告に動画を掲載することで、内容を理解してもらいやすくなります。
会社概要や事業説明は、まだその業種で働いたことがない人にとっては難解で、テキストだけでは内容が伝わりません。
しかし、テキストよりも5,000倍の情報量を伝えるともいわれる動画にすることで、難しい内容でも頭に入りやすくなります。
(2)効率よく情報を得たい若者に見てもらいやすい
Z世代の若者はタイムパフォーマンスを重視し、効率よく情報を集めたいと考えています。
X(旧Twitter)やYouTube、TikTokは短時間で効率よく情報を集められるため、情報収集に最適です。
採用動画をSNSやYouTubeに公開しておけば、自然に若者に自社を認知してもらえて求人広告への応募が増える可能性があります。
(3)入社後のミスマッチを減らせる
売り手市場の現在、若手が入社後にミスマッチを感じると早期離職につながるリスクがあります。
しかし採用動画で事前に入社後のイメージを明確に伝えれば、ギャップが発生しにくく離職率も下がるでしょう。
採用動画はテキストよりも、入社後働くイメージを持たせられるため、求人広告に効果を発揮します。
(4)採用広告制作の効率が上がる
採用動画を作っておけば、毎年採用広告を作成し直す必要はありません。
大きな変更がなければその採用動画を毎年使い、求人広告を出せます。
またセミナーを開催せずとも、オンライン動画で事業説明などができるため、会場のレンタル料や集客の手間も減るでしょう。
(5)シナリオ次第でアクションを誘発できる
採用動画のシナリオによっては、視聴後に求人広告へうまく誘導できます。
視聴者が動画視聴後にアクションを起こすかどうかは、動画を見て感情が動いたかどうかで決まります。
動画を見て「自分もこの仕事がしてみたい」とやる気が出れば、すぐにでも求人広告に応募するでしょう。
テキストで人の感情を動かすにはかなりのテクニックが必要ですが、動画は視覚・聴覚の双方から感情を動かすように訴えかけられるため、求人広告へ応募したいという欲求を喚起できる可能性が高いです。
(6)SEO効果が期待できる
採用動画をYouTubeや自社ホームページに投稿しておけば、SEO対策になります。
近年Google検索エンジンは動画も1つの情報と捉え、ユーザーの役に立つ動画を掲載しているかどうかも評価しているためです。
自社ホームページのSEOスコアが上がり、業種名で検索した際に上位に表示されれば、求人広告に辿り着いて応募者が増える可能性があります。
(7)SNSで拡散されやすい
採用動画はSNSで拡散されやすい性質を持っています。
スマホネイティブ世代は、感動したり面白いと思ったものをSNSでシェアするのが当たり前の世代だからです。
採用動画がSNSで拡散されれば、SEOや求人広告の掲出費用以上の効果が期待できます。
3.求職者が求める採用動画広告の種類
求職者が求める採用動画広告の種類は以下4つです。
- 会社のコンセプトムービー
- インタビュー・座談会
- アニメーション
- 社内見学
どのような採用動画が人気なのか理解したうえで、ニーズにあった採用動画を作りましょう。
(1)会社のコンセプトムービー
求職者がよく視聴するのは、会社のコンセプトムービーです。
会社概要や事業説明など、おおまかな会社の情報を動画から得たいと考えています。
テキストや資料を読んでも伝わりにくい情報も、アニメーションや図表を用いた動画なら最後まで視聴してもらえます。
(2)インタビュー・座談会
求職者は実際に働いている社員のインタビューや座談会動画をみたいと考えています。
実際に働いている人の生の声は、求職者にとっては口コミのようなものだからです。
働いてみて感じたギャップ、1日のスケジュールなど、より明確な入社後のイメージが持てるような内容を動画にすると良いでしょう。
(3)アニメーション
求職者に人気の採用動画はアニメーションです。
アニメーションは親近感を持たせる効果があり、難しい内容も理解しやすくします。
そのため事業説明などをアニメーションにすると、求人広告に効果を発揮するでしょう。
(4)社内見学
社内見学動画も、求人広告で人気です。
実際に働くオフィスや社員の様子を視聴でき、入社後のイメージを固められるからです。
入社後のギャップを減らすためにも、社内見学動画を求人広告に取り入れましょう。
4.採用広告に動画を取り入れた事例3選
採用広告に動画を取り入れた事例を3つ紹介します。
- 株式会社エヌエスイーエデュケーション
- デルタ工業株式会社
- 熊本県警察本部
現在多くの企業が求人広告に動画を使っています。
事例を参考に、自社求人広告に掲載する動画のイメージを固めましょう。
(1)株式会社エヌエスイーエデュケーション
株式会社エヌエスイーエデュケーションは、アニメーションで事業説明や求人募集内容を説明しています。
入社後にどのようにキャリアアップが目指せるかをテンポよくアニメーションで解説し、短時間で入社後のイメージを固められる構成です。
(2)デルタ工業株式会社
デルタ工業株式会社は、採用動画にラップを取り入れました。
開発・製造部門がラップバトルをする斬新な構成で、若者世代が「かっこいい」と思える内容となっています。
互いの部門に対しての辛辣な指摘をラップでぶつけ合い、最後に「風通しの良い職場」というキャッチコピーを表示させることで、社風を伝える構成となっています。
YouTubeコメントでも「過去最高の採用動画」と好評の声が多い事例です。
(3)熊本県警察本部
熊本県警察本部も採用動画を求人広告に取り入れています。
女性警察官が警察官に憧れたきっかけから、警察官になった後の心境の変化を語るインタビュー形式動画です。
身近な若い女性警察官の生の声を聞けることから、求職者が仕事についた後のイメージを固め、またやりがいなどを動画で情報収集できる構成となっています。
採用広告に動画を取り入れて採用効率を上げましょう
求職者にニーズの高い採用動画を取り入れて、採用効率を上げられます。
採用動画を求人広告に使えば、多くの情報をわかりやすく伝えて、求職者が働いた後のイメージを明確に持てるようになります。
記事で紹介した事例なども参考に、ぜひ求人広告に採用動画を取り入れましょう!
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