「VYONDでアニメーションを作れると聞いたけど、どうやって作るの?」
「VYONDで自社の採用PR動画を作れる?」
VYONDとは、最近流行しているビジネスアニメーション制作ツールです。
アニメーション動画を使えばテキスト媒体の5,000倍の情報量が伝わるといわれていますが、作り方が難しいのが難点。
しかしVYONDなら、パワーポイントのような操作感で、絵が描けなくてもアニメーションを作れます。
この記事では、VYONDの概要や料金、VYONDでアニメーションを作る2つの方法、VYONDでアニメーションを自主制作するメリットとデメリットを紹介。
最後まで読めば、VYONDでのアニメーション作りや自社で契約すべきかの判断ができるでしょう!
1.VYOND(ビヨンド)とはビジネスアニメーションを制作できるツール
VYONDとはビジネスアニメーションを簡単に作れるツールです。
- パワーポイントの知識があれば初心者でもアニメーションが作れる
- 無料体験版で14日間のお試しが可能
- VYOND(ビヨンド)の利用料金
概要や特徴、料金について1つずつ説明します。
(1)パワーポイントの知識があれば初心者でもアニメーションが作れる
VYONDは、パワーポイントの知識さえあれば、初心者でもアニメーションが作れるツールです。
豊富なキャラクターや背景のテンプレートを配置していくだけで、簡単にアニメーションを作れます。
絵が描けない、アニメーション制作の経験がない人でも簡単にアニメーションを作れることで話題となり、会社のプレゼンテーションやPRにも活用されています。
(2)無料体験版で14日間のお試しが可能
VYONDは有料ツールですが、14日間のお試し期間が設けられています。
一通りのアニメーション作成、使い勝手の確認が可能です。
パワーポイントの知識があればできるとはいえ、初めてのアニメーション作りは大変なもの。
購入後に後悔しないように、自主制作を考えている方はまずはトライアル版VYONDを使いましょう。
(3)ビヨンドの利用料金
VYONDの利用料金は、以下の通りです。
シート数(シート=ユーザー数) | 価格(税込)※年間 |
1 | $229〜(44,706円程度※2023年11月時点) |
ビヨンドは1ユーザーあたり年間プランへの加入が必要です。
ユーザーを増やせば共同作業が可能ですが、その分費用が加算されます。
ユーザー数が2シート以降になる場合は、シート数に応じて価格が変動します。
2.VYOND(ビヨンド)を使ったアニメーション制作の方法
VYONDを使ってアニメーション制作する方法は2つあります。
- 個人・法人でビヨンドを契約して自主制作する
- アニメーション制作会社に依頼してアニメーションを作ってもらう
自社でVYONDを契約して自主制作するか、アニメーション制作会社へ依頼するかの2択です。
1つずつ内容を解説します。
(1)個人・法人でビヨンドを契約して自主制作する
VYONDを個人・法人で契約し、アニメーションを自主制作できます。
作業人員分だけシートが必要なので、法人の場合は利用ユーザーを確かめてから契約しましょう。
パワーポイントの知識があれば作成できるため、日頃から会社で資料などを作っている人員であれば操作には困らないはずです。
ただし、法人の場合は特に年間の利用費用が高額になる点に注意してください。
法人で複数人で同時にアニメ制作を実施する場合の費用は高額になる可能性もあるため、事前によく検討しましょう。
(2)アニメーション制作会社に依頼してアニメーションを作ってもらう
VYONDを購入せずに、アニメーション制作会社へ依頼してアニメーションを作ってもらう方法もあります。
アニメーション制作会社の方でVYONDを契約しているため、ツールの購入は必要ありません。
例えば法人で自社のPR動画を作ると想定し、10ユーザー分のシートを購入するとそれだけでかなりの費用がかかります。
一方でアニメーション制作会社へホワイトボードアニメーションの制作を依頼した場合の費用は、CMで使用するような60〜90秒程度の短時間動画なら30万円程度から依頼できます。
アニメーション制作会社はシナリオ作成から動画の編集まで一貫して依頼できるため、コストパフォーマンスでは自社でビヨンドを購入するよりも安く済む可能性があるでしょう。
アニメーション制作費用相場については、以下の記事で詳しく解説しています。
3.VYOND(ビヨンド)でアニメーションを自主制作する2つのメリット
VYONDを使ってアニメーションを自主制作するメリットを2つ紹介します。
- 豊富なテンプレートから選ぶだけでアニメーションを作成できる
- 自社で用意したオリジナル画像や写真を組み込むことも可能
自社でVYONDを契約して自主制作するか、制作会社へ依頼するか迷っている方は、後ほど説明するデメリットと比較してみましょう。
1つずつVYONDでのアニメーション自主制作のメリットを解説します。
(1)豊富なテンプレートから選ぶだけでアニメーションを作成できる
VYONDは誰でも簡単にアニメーション動画を制作できるのが最大の特徴です。
テンプレートを選ぶだけで、アニメーション動画を作れます。
キャラクターやシーンの追加も自由自在で、自分で絵を描く必要はありません。
またVYONDのデフォルト機能で、チャートの作成やグラフのカスタマイズもできるので、自社のPR資料作りも簡単です。
パワーポイントのように、テンプレートから素材を選んで配置するだけなので、初心者でも比較的簡単にアニメーション制作できます。
(2)自社で用意したオリジナル画像や写真を組み込むことも可能
VYONDで作ったアニメーション動画に、自社で用意したオリジナル画像や写真を組み込むこともできます。
JPG/PNG形式の画像、またはビデオや音声ファイルなどをインポートし、自由に組み込んでオリジナリティを出すことが可能です。
例えば自社ロゴをアニメーションに挿入したり、ナレーションを別撮りして挿入してより視聴者の視覚・聴覚に訴えるアニメーションを作れます。
4.VYOND(ビヨンド)でアニメーションを自主制作する4つのデメリット
VYONDは初心者でもアニメーション動画を比較的簡単に作れますが、ほんの数十分でアニメーションができるわけではありません。
- サブスクリプション型でユーザー追加ごとに費用がかかる
- シナリオの質によっては伝えたいことが伝わらない
- 初心者では他のVYOND(ビヨンド)アニメーションとの差別化が難しい
- 電話サポートに対応していない
1つずつVYONDでアニメーションを自主制作するデメリットを説明するので、課金すべきなのか検討しましょう。
(1)サブスクリプション型でユーザー追加ごとに費用がかかる
VYONDは年間サブスクリプション型で、ユーザーを追加するごとに費用がかかります。
(VYONDのシートを購入すれば、データやプロジェクトの共有ができ、チームで共同作業が可能。ただし、シートの追加は、VYONDのProfessionalプランのみが対応)
そのため作業人員が多い法人で契約する場合は、費用が嵩む可能性も。
仮に1ユーザーだけ契約したとしても、$299(2023年11月現在)で支払いが必要です。
例えば、1ユーザー契約をして年間3本しかアニメーションを作らないと仮定すると、1本あたり5.5万円の制作費用がかかることとなります。
1年間分の先払いであること、また1ユーザーごとに費用がかかる点で、特に法人での契約は費用面がネックになるでしょう。
(2)シナリオの質によっては伝えたいことが伝わらない
VYONDはアニメーション作り自体は簡易化してくれますが、シナリオは自社で作る必要があります。
アニメーション動画で伝わる情報量は、テキストと比較して5,000倍ともいわれていますが、動画であれば伝わるわけではありません。
自社で伝えたい情報をアニメーション動画にしても、シナリオが支離滅裂であったり、ストーリー作りが下手だと視聴者が途中で離脱したり、内容が印象に残らないでしょう。
ユーザーに動画を視聴してもらった後に、行動させるかどうかはシナリオが重要です。
視聴者心理を理解した人にシナリオ作りを依頼した方が、より伝わりやすいアニメーションを作れます。
例えば創業65年以上の広告会社「株式会社JITSUGYO」が運営する『採用革命®︎アニメーション』なら、視聴者目線のアニメーションを作れます。
広告会社として長年営業していた実績、官公庁や大手企業との取引で培った経験から、見る人の立場に沿ったストーリーの演出が可能。
特に株式会社JITSUGYOは年間80件以上の取材を実施し、ヒアリング・聴取した情報のアウトプットに優れています。
見る人に合わせて企業の魅力を引き出し、クライアントが伝えて欲しい情報、視聴者が動画視聴後に企業へ興味を持つシナリオ作りなら、株式会社JITSUGYOが運営する「採用革命®︎アニメーション」がおすすめです。
(3)初心者では他のVYOND(ビヨンド)アニメーションとの差別化が難しい
簡単にアニメーションが作れるVYONDは、どうしても似通ってしまうのが難点です。
VYONDを使ったYouTube動画や企業のPR動画が、たくさん公開されているからです。
初めてVYONDでアニメーションを自主制作する場合、操作方法やアニメーション作りだけで精一杯で、他の企業の動画を研究して差別化するところまで気が回りません。
結果的に視聴者からすれば『変わり映えしない』動画ができてしまい、アピールにならない可能性があるでしょう。
解決策としてはやはり、アニメーション動画制作のプロに依頼するのが一番です。
アニメーション制作会社は様々な企業のPR動画などを担当しており、個性的な動画演出のノウハウも豊富。
そのためVYONDを使ったアニメーションでも、他の動画にはない演出を使って、視聴者の目を惹きつけられます。
(4)電話サポートに対応していない
VYONDは日本語対応のツールではありますが、サポートが英語のみで電話サポートはありません。
そのため操作方法に困ったときは、VYONDが公開しているマニュアル動画を見るしかない点がデメリットです。
パワーポイントのように操作できるとはいえ、細かなシーンの追加や画像の修正でIllustrator・Photoshopなどの専門的アプリの使用が必要であることなど、操作において難しい部分が発生する可能性もあります。
操作方法がわからない、トラブル発生時に電話問い合わせができないと、結局使い勝手が悪く使われないリスクもあるでしょう。
VYOND(ビヨンド)のアニメーションで自社の魅力を伝える動画を作りましょう
VYONDはパワーポイントの要領で、比較的簡単にアニメーション動画を作れるツールです。
YouTubeや企業PRにも活用されており、テキスト媒体よりも情報量を伝えられるアニメーション動画を自主制作できます。
ただし年間1ユーザー$229円(2023年11月現在)からと費用が高めなため、法人で契約する場合は予算が高くなりがちです。
また操作自体が簡単でも、アニメーションのシナリオ作成や構成は自社で実施する必要があるため、視聴者に伝わるアニメーションが作れるかは話が別。
自社の採用やPRなど、魅力を伝えるアニメーションを作りたい場合は、VYONDを使った自主制作よりもプロのアニメーション制作会社への依頼がおすすめです。
Z世代の採用につながるアニメーション動画の制作・運用なら「採用革命アニメーション®」
採用革命アニメーションは、今年で創業65年目の広告会社である株式会社JITSUGYOが運営する採用に特化したアニメーション動画制作サービスです。
アニメーション制作は参入障壁が低く、社歴が短い会社やシェアオフィスで運営している会社が多いのが現状です。そんな中でも、弊社は2023年で66期目になり一般企業だけでなく、国や地方自治体、大学、著名人といったお客様との取引も多数ございます。
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採用革命®アニメーション編集部
年間400本以上の動画制作実績を誇る採用革命®アニメーションの編集メンバー。動画を使ったマーケティングについて、老舗広告会社の視点から解説します。