「採用動画をYouTubeにアップするメリットは?」
「YouTubeで採用活動できると聞いたけど、やり方がわからない」
日本でも7,120万人以上が利用している動画プラットフォームYouTubeを、採用のために活用する企業が増えています。
しかし、採用動画をYouTubeでどのように運用すれば良いか、未経験の方はわからないでしょう。
この記事では、YouTubeでの採用活動の概要やYouTubeに採用動画をアップロードするメリット、採用チャンネル運用のコツを紹介します。
最後まで読めば、YouTubeでの採用活動の有用性がわかり、今すぐにでも採用チャンネルの運用を始めたくなるでしょう。
1.YouTubeでの採用活動とは
YouTubeでの採用活動の概要を解説します。
- YouTube動画を通して採用を促進する手法
- 企業が運営する採用YouTubeチャンネルの事例
大手企業を中心にYouTubeでの採用活動を実施する企業が増えています。
概要を理解したうえで、自社でもYouTubeを使った求人に挑戦してみましょう。
(1)YouTube動画を通して採用を促進する手法
YouTubeでの採用活動とは、YouTubeに採用動画を公開して求人を広く周知する方法です。
会社の説明動画や社内インタビュー、アニメーションなどを公開して多くの人へ見てもらい、求人応募へ結びつけます。
国内のYouTube利用者は2023年5月時点で7,120万人以上(18歳以上のユーザー)となっており、多くの人へ利用されているプラットフォームです。(参考:2023 年の YouTube 視聴はますます多様に|Google)
利用者の多いYouTubeへ自社採用動画を公開することで、より多くの学生や中途採用希望者へ向けて、自社への認知を促せます。
(2)企業が運営する採用YouTubeチャンネルの事例
実際に企業が運営している採用向けYouTubeチャンネルの事例を紹介します。
- サイバーエージェント
- サイボウズ
採用YouTubeチャンネルのイメージを明確にし、自社で実施するならどんなチャンネルにするかイメージしてみましょう。
1つずつ企業の採用YouTubeチャンネルの事例を紹介します。
#1:サイバーエージェント
株式会社サイバーエージェントが運営する採用向けYouTubeチャンネルには、2023年12月時点で33本の動画がアップされています。
上層部によるエントリーシートでチェックするポイントの解説や、実際に働いている社員への一問一答など、求職者ニーズを満たす動画が公開されているチャンネルです。
また、新卒研修の様子を動画化して公開するなど、新卒学生が入社後のイメージを持ちやすいよう工夫されています。
#2:サイボウズ
サイボウズ株式会社の採用向けYouTubeチャンネルには、2023年12月時点で42本の動画がアップされています。
説明会で使用した会社説明動画や求職者向けに行われたQ&Aライブのアーカイブなどを中心に、社内の仕組みがわかる動画が中心の構成です。
また新卒向けの選考情報も動画でまとめ、テキストだけでなく音声でも情報伝達できるように工夫されています。
採用動画の制作方法について知りたい方は、こちらも読んでみてください。
2.採用動画をYouTubeで運用する6つのメリット
採用動画をYouTubeで運用する6つのメリットを紹介します。
- スマホネイティブ世代へ訴求しやすい
- 全国の学生・求職者に見てもらえる
- 動画で企業や社風を理解してもらえる
- 潜在的な求職者を獲得できる
- 採用プロセスが効率化する
- 面白い動画は二次拡散が期待できる
採用動画をただ制作するだけでなく、YouTubeで運用することでより多くの学生・中途採用を希望している人材へのアプローチが可能です。
1つずつYouTubeで採用チャンネルを運用するメリットを解説します。
(1)スマホネイティブ世代へ訴求しやすい
YouTubeでの採用動画の運用は、スマホネイティブ世代へ訴求しやすい効果があります。
スマホネイティブ世代はブログなどのテキスト媒体に親しみが薄く、幼い頃から動画を見て育ってきました。
そのため、情報をテキストから得ることに慣れていない世代です。
一方でYouTubeなどの動画プラットフォームを使いこなしており、動画からの情報収集にも慣れています。
採用動画をYouTubeに公開することで、より若者が自社の求人情報を得やすい環境を構築できます。
(2)全国の学生・求職者に見てもらえる
採用動画をYouTubeへアップロードしておけば、全国にいる学生や求職者に見てもらえます。
自社ホームページへアクセスし、会社説明動画を見る層は、そもそも自社へ入りたい意思を持っている人です。
また合同説明会などは、地域が限定されており自社をPRできる対象が限られるのが難点です。
YouTubeはインターネット環境さえあれば全国どこからでも視聴できるため、エリアに関係なく自社を志望する人を増やせるかもしれません。
志望企業がまだ決まっていない段階の人は、業種や職種でYouTubeを検索します。
業種や職種でYouTube検索をした学生や転職希望者が自社の採用動画を見つければ、自社を候補として選定する可能性があるでしょう。
(3)動画で企業や社風を理解してもらえる
採用動画によって、企業や社風をより理解してもらえる可能性があります。
社風や風土は特に言語化が困難です。
例えば、「風通しが良い」と伝えても求職者には実態がわかりません。
採用動画で実際の社内の様子やミーティングの風景を動画化すれば、視聴者に明確に「風通しの良さ」が伝わりやすくなります。
(4)潜在的な求職者を獲得できる
YouTubeで採用動画を運用するメリットは、潜在的な求職者を獲得できることです。
常に動画を公開しておけるYouTubeチャンネルだからこそ、常に人材獲得のチャンスが得られます。
例えば、今転職を考えていない人が採用動画を見て、退社を決めたタイミングで動画を思い出し、応募してくるかもしれません。
今就職先を探していない人へ採用動画で自社の認知を促しておけば、長いスパンで潜在的な求職者を獲得できる可能性があります。
(5)採用プロセスが効率化する
採用動画をYouTubeへアップロードしておけば、採用プロセスを効率化できます。
求人のたびに資料や説明動画をパワーポイントで制作する必要はありません。
採用動画は何度でも再利用できるため、一度制作しておけば資料作りなどの手間を省けます。
例えば、合同説明会のパンフレットに自社YouTubeチャンネルのQRコードを印字しておき、詳しい説明や社員インタビュー動画をオンラインで視聴してもらえるため、説明会へ派遣する人員を削減できます。
また、個別に資料をメール添付して送るような手間もなく、自社ホームページにYouTube動画へのリンクを貼っておけば、志望者が自分で動画を視聴してくれるでしょう。
YouTubeで採用動画を運用しておけば、採用にかかるリソースを削減できます。
(6)面白い動画は二次拡散が期待できる
採用動画が面白い・かっこいいなどのインパクトがある動画なら、二次拡散も期待できます。
YouTubeには共有ボタンがあり、X(旧Twitter)などへの拡散が可能です。
SNSの拡散力は非常に強く、もしもバズれば自社認知が高まりより多くの人へ自社採用動画を見てもらえます。
自社で採用動画を宣伝する手間を省いて採用を効率化できる点でも、採用動画のYouTube運用は優れています。
3.YouTubeで採用動画を運用するときの注意点
YouTubeで採用動画を運用する際の注意点をまとめました。
- 動画は短時間でまとめる
- 自社の良い面ばかりアピールしない
- 動画投稿後に放置しない
- 必要に応じて広告を併用する
ただなんとなくYouTubeチャンネルに動画をアップするだけでは、視聴数アップは期待できません。
多くの企業が採用チャンネルを作成後、運用をやめてしまうケースも多く見られます。
1つずつ注意点を説明するので、自社で採用チャンネルを運用する際の参考にしてください。
(1)動画は短時間でまとめる
YouTubeで採用動画を運用する際には、動画を短時間でまとめるようにしましょう。
現代の若者はショート動画を好む傾向にあり、あまり長い動画を好みません。
特にZ世代はタイムパフォーマンスを重視する世代で、短時間で情報を得られる動画を有用と判断します。
実際にYouTubeにもショート動画が多数アップされており、視聴数が伸びています。
情報や伝えるメッセージが多い場合は、動画を短時間尺で複数本作って公開しましょう。
また自社の採用動画のダイジェスト版を作り、ショート動画でアピールする方法もおすすめです。
(2)自社の良い面ばかりアピールしない
YouTubeで公開する採用動画は、自社の良い面ばかりアピールしないようにしましょう。
求職者にとって、会社が自社へ入社するメリットを並べ立てる動画はありふれた印象になり、インパクトを残せないからです。
もちろん悪い点ばかり挙げる必要はありません。
例えば、自社の課題や改善のために努力していることをインタビューやアニメーション形式で動画にする方法がおすすめです。
課題を隠さずに打ち明けることで、求職者から「信頼できる会社である」「向上心がある」と、良い印象を与えられます。
多くの動画が飽和状態になっているYouTube動画で求職者へインパクトを与えるために、良いところばかり挙げた動画は避けましょう。
(3)動画投稿後に放置しない
YouTubeで採用動画をアップした後は、公開後に放置しないように注意しましょう。
チャンネル運営の基本はPDCAであり、アクセス数や視聴者属性などをチェックして、狙ったターゲットへ動画が見られているか確認してください。
例えば新卒採用向けの動画をアップしているのに、30代以上の中途採用世代ばかりが見ている場合は、ターゲットがずれています。
タイトルでターゲットが誰か明記したり、SEOを学んで検索エンジンからの流入を狙うなど、動画公開するだけでなくアクセスを増やし、適切なターゲットへ訴求できているか確認しましょう。
自社でYouTube運用が難しいと感じている場合は、YouTube運用まで包括的に依頼できる動画制作会社への依頼がおすすめです。
(4)必要に応じて広告を併用する
チャンネルが育っていない状態での採用動画は、YouTube上で再生されないことも多くあります。
そのため、採用動画1本に力を入れて制作し、その動画をYouTube広告で配信することで多くの認知を得ている企業もあります。
YouTube広告は、年齢や性別だけでなく、配信地域やその人がよく見ている動画の直前に広告を配信したりと、非常に精度の高いターゲティングが可能です。
お金をかけて採用動画を作ったとしても、動画が再生されなければ届けたい人に届きません。
自社で運用する場合は数万円から出稿でき、広告運用を業者に代行する場合でもご予算に応じて柔軟に対応してくれるでしょう。
採用革命®︎アニメーションでは、YouTube広告の認定資格を保有した広告運用担当が在籍し、採用動画の制作から広告運用まで一貫してサポートします。
ぜひ採用動画の制作と併せて、広告運用も検討してみてください!
YouTubeに採用動画を公開して求人を促進しましょう
最近は動画媒体が就職活動の情報獲得手段の1つとなっており、採用動画をYouTubeで運用する企業も増えています。
Youtubeで採用チャンネルを運用すれば、全国の求職者や潜在的な求職者に対して、自社の認知を促せます。
運用がうまくいけば、より優秀な社員を獲得できるチャンスです。
しかし、YouTube運用は経験がなく難しいなどの悩みもあるはず。
そんな時は、採用動画制作だけでなくYouTubeチャンネルの運用サポートも可能な制作会社への依頼をおすすめします。
YouTubeに採用動画をアップロードして、全国にいる未来の仲間へ自社を知ってもらいましょう!
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採用革命®アニメーション編集部
年間400本以上の動画制作実績を誇る採用革命®アニメーションの編集メンバー。動画を使ったマーケティングについて、老舗広告会社の視点から解説します。