「動画広告を出稿するのに必要な費用っていくら?」
「動画広告をYouTubeに出したら、どれくらいの予算が必要?」
動画広告出稿にかかる費用は一概にいえませんが、制作費用と出稿費用、さらに運用費用もかかります。YouTubeなどのSNSは比較的安価に広告を出せますが、多くの企業は1ヶ月二数十万円以上の予算を用意しています。
この記事では動画広告出稿にかかる費用の種類と費用単価の種類、動画広告を出稿できる媒体の課金形式、動画制作費用について紹介します。
最後まで読めば動画広告出稿にかかる費用の内訳や、大体の予算がわかるでしょう。
自社で動画広告を制作して出稿したい方は、こちらをご覧ください。
1.動画広告出稿にかかる費用とは
動画広告出稿にかかる費用は以下の3つです。
- 制作費用
- 出稿費用
- 運用費用
どんな費用が必要か確認しておきましょう。
(1)制作費用
動画広告出稿にはまず、動画制作費用が必要です。
アニメーション動画なら10万円程度から、実写の場合は30万円程度から制作できます。
動画の種類によりますが、凝った作りのものになる程費用は高くなる傾向にあります。
(2)出稿費用
動画の出稿費用も必要です。
出稿費用とは動画広告を出稿する媒体に対して支払う費用です。
インターネット広告は比較的安価に出稿でき、1日1,000円から出稿できる媒体もあります。
出稿費用の形式は媒体によってさまざまで、クリック単価や表示回数単価、視聴回数単価などの種類があります。
(3)運用費用
動画広告を出稿したあとの、運用費用も必要です。
制作会社に動画広告の制作依頼をした場合は、運用まで一括で依頼できます。
運用とは動画広告の効果測定をし、改善が必要な場合は提案アイデアを出して、PDCAを回す作業のことで、費用は制作会社や作業範囲によって変わります。
2.動画広告費用の種類
動画広告費用の単価は3つあります。
- CPC(クリック単価)
- CPM(表示回数単価)
- CPV(視聴単価)
YouTubeなどのSNSでの動画広告で頻出する単価の名称なので、概要と一緒に覚えておいてください。
1つずつ内容を説明します。
(1)CPC(クリック単価)
CPCとはクリック単価という意味で、広告がクリックされた回数に応じて費用が発生します。
たとえば動画広告が表示されたあとに「商品ページを見てみる」というボタンを設置し、そのクリック数をカウントして費用がかかる仕組みです。
たとえば100万円で動画広告を出稿し、1,000回クリックを獲得できた場合はクリック単価は1,000円です。
(2)CPM(表示回数単価)
CPMとは表示回数単価という意味で、動画広告が1,000回表示されるたびに課金される形式です。
再生回数ではなく表示回数である点に注意しましょう。
例えば100万円の予算で広告を出稿し、動画広告が100万回再生された場合はCPMは1,000円です。
(3)CPV(視聴単価)
CPVとは視聴単価という意味で、動画が一回視聴されるごとに費用が発生する単価です。
媒体によって「一回再生で課金」または「何秒視聴されたら課金」というふうに、再生の定義が異なるため出稿前に確認しておきましょう。
同じように100万円の予算で動画広告を出稿して、1万回再生が取れた場合はCPVは100円です。
3.【プラットフォーム別】動画広告の出稿費用
動画広告を出稿できる媒体の出稿費用を説明します。
- YouTube
- X(旧Twitter)
- タクシーサイネージ広告
動画広告の出稿費用は基本的に入札形式です。
入札形式とは広告枠をオークションで競り合う方式で、入札単価を自分で決められます。
入札状況に応じて金額は変化するため、一概に費用を説明できません。
ここからは各媒体の課金方式と1日で設定できる予算の目安を説明します。
(1)YouTube
YouTubeはCPV・CPC課金方式を採用しています。つまり視聴回数単価・クリック単価で課金するかを選べます。
YouTube広告はスキップボタンが表示されますが、スキップ可能な時間を5秒・30秒といくつかの種類から選択可能です。
1日1,000円程度から出稿するユーザーが多く、比較的安価で広告を出稿できます。
(2)Instagram
Instagramは1日100円から広告出稿できます。
課金形態はCPM(1,000回表示ごとに課金)またはCPC(クリック単価)で、安価に広告を出せる点が魅力です。
ただしデザイン要件があり、フィードで表示させる動画広告の長さに制限があるので、広告プランナーと相談して動画制作しましょう。
(3)X(旧Twitter)
X(旧Twitter)にも動画広告を出稿できます。
フィードに動画広告が表示されるため、自然にタイムラインに溶け込み、商品を訴求可能です。基本的にCPV課金方式で、費用相場は1再生あたり5〜20円となります。
少額からの出稿も可能で、数万円から動画広告を出稿できる点も魅力です。
(4)facebook
facebookの動画広告は1日100円から出稿費用を設定して出稿できます。出稿単価はCPM(1,000回再生ごとに課金)、またはCPC(クリック単価)から選択が可能です。
facebookは1日の設定金額が安価で、尚且つ広告費を「1日単位・掲載期間の通算予算」から選べるなど、柔軟に広告を出稿できます。
(5)タクシーサイネージ広告
タクシーサイネージ広告は、タクシーの助手席後ろに設置されたサイネージに広告を出稿するものです。
中でもシェアの大きい「Tokyo Prime」を利用した場合は、240万円で最大30秒の動画を1日20枠放映できます。再生単価は2.7円程度となっており、比較的安価に出稿できる動画広告媒体です。
3.動画広告の制作費用
動画広告の制作費用について解説します。
- アニメーションの制作費用
- シンプルな実写広告の制作費用
動画広告は出稿費用はもちろん、制作費用もかかります。
広告の予算と照らし合わせて、適切な予算内で動画広告を出稿しましょう。
(1)アニメーションの制作費用
動画広告でもアニメーション動画広告なら、比較的安価に制作できます。
YouTube広告でもよく用いられているホワイトボードアニメーションの場合、15秒動画を10万円程度から制作可能です。
ビジネスシーンにあったアニメーションは、意外と安く製作できるので、予算を抑えて動画広告を出したいならアニメーション動画広告を検討してみましょう。
(2)シンプルな実写広告の制作費用
シンプルな構成で自社社員を登場させるなどすれば、実写の動画広告でも30万円程度で制作できます。
ただしタレントを起用したり、動画の尺が長くなる程費用は高額となります。
テレビCMのような作りの動画は1本制作するために数千万円かかることもあるため、最初はアニメーション動画広告から出稿するのがおすすめです。
動画広告の費用を把握して費用対効果の高い宣伝をしましょう
動画広告の費用は1月あたり数十万円以上は必要です。
出稿費用に予算をかけたいなら、安価で効果の高いアニメーションでの動画広告制作をおすすめします。
アニメーション動画広告は親しみやすく、商品説明などの難しい内容も伝わりやすいためです。
記事で紹介した費用相場を参考にして、費用対効果の高い動画広告の制作を検討してください!
Z世代の採用につながるアニメーション動画の制作・運用なら「採用革命アニメーション®」
採用革命アニメーションは、今年で創業65年目の広告会社である株式会社JITSUGYOが運営する採用に特化したアニメーション動画制作サービスです。
アニメーション制作は参入障壁が低く、社歴が短い会社やシェアオフィスで運営している会社が多いのが現状です。そんな中でも、弊社は2023年で66期目になり一般企業だけでなく、国や地方自治体、大学、著名人といったお客様との取引も多数ございます。
65年以上続く広告会社であり伝えることのプロだからこそ、誇れる実績が多数ございます。65年以上続く広告会社だからこそできる圧倒的なシナリオ作成力で、営業から取材、制作、広告運用まで一気通貫したサービスをご提供いたします。
アニメーションは作って終わりではなく、その後の採用に対して、認知拡大やマーケティング部分までサポートできるのが弊社の魅力です。Google広告公式認定資格保持者も社内に在籍していますので、専門的でより効果的な施策を実施することが可能です。
採用につながるアニメーション制作をご検討中の企業担当者様は、株式会社JITSUGYOが運営する採用革命アニメーション®に、ぜひ一度ご相談ください。
採用革命®アニメーション編集部
年間400本以上の動画制作実績を誇る採用革命®アニメーションの編集メンバー。動画を使ったマーケティングについて、老舗広告会社の視点から解説します。